2007/01/29

最近読んだ本

備忘録的な。

「ミスター・ヴァーティゴ」ポール・オースター
最後急ぎすぎ。

「海辺のカフカ」村上春樹
再読。うーん。雰囲気は好きだし、読んでいる間は夢中なんですが。
わりとあっさり「行きて帰りし物語」になってしまったところは村上ファンとしては不満なところ。
個人的には「行っちゃったきり帰れない物語」になってしまった「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が最高傑作です。

「三四郎はそれから門を出た」三浦しをん
書評系エッセイかと思ったら他のも混じってた。抱き合わせ販売っぽい。
全体的に脱力して読むべし。
共感は感じますが、同時に才能あるオタへの嫉妬も感じてしまいます。

「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん
キャラ小説。オタにはいいけど。
直木賞の選考基準は良く分かりません。

「神童」さそうあきら
いまさら読みました。傑作。途中までは普通だけど、4巻の表現力は異常。

「沈黙」遠藤周作
再読。完全に忘れていたので、また「主題を最後どう扱うんだろう」とハラハラしていたらスルーされて終わってがっかり。いや、面白いんだけど。

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